皆様もすでに御存じのように、細長い日本列島は、古代以来、西日本と東日本の交流があっ てこその文化・経済成長で成り立ってきました。一方では近隣諸国との人的・文化的・物流 的な交流を物語る遺跡や遺物、伝説、神社、信仰、風習は実に豊富に各地に存在します。

古墳時代の豪族が遺した古墳や遺跡、大型古墳の分布に見られるような時代に続く、 飛鳥・奈良時代に始まる６６箇国の国造り（国府、国分寺や古代道路、郡衙、駅家、耕地や水 路、集落などのインフラ整備）は、正にこの時期がいかに大きな全国的な規模の変革期にあるかということや、様々なストーリーを物語っているといえましょう。 ただし、それらにはまだ解明されていない部分が多くあるのではないでしょうか。

――つまりどうやって人々の心をまとめていったのか、一定の基準を持った国造りが可能にな ったか…、今のような測量機器が無い時代に、誰の指導で、どのような概念や方法で行われ たのか、まだまだ不明な点が多いのではないでしょうか。

――そしてそこには、現代人が忘れ かけて来た「大空に浮かぶ星々や地上の風土、山谷渓谷・丘陵・平原が一体となって結び合 う四神相応・吉祥の地づくり」という、ダイナミズムにあふれた眼差しもあったはずです。

「道太郎・歴史ロマン CLUB（道太郎 CLUB）」は、列島の中心にあって日 本一広い関東平野周辺と飛鳥地方との深い関係に特に注目していきます。 そこではこれまでには無かった楽しい双方向交流型の野外探索、現地最寄り駅集合・解散型を基本としたツ アーの開催、公園や居心地よいカフェやラウンジなども活用しながら、およそ季節ごとに３回 でひとつの区切り（ストーリー）を基本として、秋・春・夏…と順番に進めてまいります。 そして時には飛鳥地方に一緒に出掛ける機会もつくっていきたいと思います。　皆様の積極的なご参加をお待ちしております。

 明日香へ行こう！　アスカ文化と関東の深い関係を探索しよう！

■ＳＴＡＲＴ（２０２３年秋）１０月～１２月開催内容のご案内  （募集締切）

ストーリー１ ❶  ◆テーマ 「関東平野を飛鳥時代の国造りの視野で眺望しよう！ 」

ストーリー１ ❷  ◆テーマ 「武蔵国府と古代測量“国造山（こくぞうやま）

ストーリー１ ❸  ◆テーマ 「アスカの神を祀る古社と星祭りの妙見山の謎 ”の謎」

《来年２月から予定》 （ご案内は12月ごろ）

●ストーリー２（２０２４春） 来年２月・３月・４月に３回（土日祝日）にて実施（予定） 

●ストーリー３（２０２４夏） 来年５月・６月・７月に３回（土日祝日）にて実施（予定） 

 ★８月９月はお休み。